ＩＣＲＸ ＮＸＴの中でも人気の高い調光レンズシリーズ
特にＤａｙ Ｎｉｇｈｔ（デイナイト）調光は、ｚｅｒｏｒｈ＋に搭載されるレンズシリーズの中でも高い人気を誇ります
ＩＣＲＸ ＮＸＴＶ Ｄａｙ Ｎｉｇｈｔ
黄色みを帯びた明るめのデイナイト調光は紫外線に反応して、濃いカーキ、ややグレーに近い色まで変化します。可視透過率は室内で７５％から屋外で１８％まで変化するレンズです。
夜間のドライブでも使用可能で、グリーンが眩しいゴルフなどにも対応します
上が変化前のデイナイトを装着した見え方で、下が変化後の見え方です。
明るめの黄色みがかった景色から、自然なグレー系レンズに近い見え方に変化します
こちらはｚｅｒｏｒｈ＋のＡｎｇｅｌｆｉｓｈのデイナイト調光を搭載したモデルで色の変化具合を撮影した写真です
ＩＣＲＸは通常の眼鏡用レンズから６カーブ、８カーブレンズも用意され幅広いシチュエーションで使用可能な万能レンズです
どうぞ宜しくお願い致します
今日はＩＣＲＸのバリエーションをざっとご案内いたします
ＳＴＡＮＤＡＲＤ
機能性レンズではないものの、使いやすいサングラスカラーのシリーズ。
ＮＸＴレンズは、従来の方式では濃度が３０％位までしか染色できませんでしたが、染色剤を練り込んだ層を表面に作る事で、濃いサングラスカラーも可能となりました
ＩＣＲＸ ＮＸＴ ３９６／１５
自然な見え方が快適なダークグレーレンズ。
ＩＣＲＸ ＮＸＴ ３９９／１５
眼に自然で落ち着きのある見え方のモスグリーンレンズ。
ＩＣＲＸ ＮＸＴＶ ３９２／４５
紫外線の強さで色の濃さが変わるグレーの調光レンズ。
ＩＣＲＸ ＮＸＴＶ Ｂ１／４０
紫外線の強さで色の濃さが変わるブラウンの調光レンズ。
ＳＰＯＲＴＩ
コントラストを改善し、反応スピードを高めるスポーツ対応レンズ。
悪天候時用や太陽光が強烈な条件下で威力を発揮するレンズシリーズです
ＩＣＲＸ ＳＰＯＲＴＩ ＮＸＴ Ｐｌｕｓ５５
特に曇天時に優れた視認性を発揮し、急激な光の変化にも対応可能。反応速度も改善できるスポーツ用レンズ。
ＩＣＲＸ ＳＰＯＲＴＩ ＮＸＴ ＷｉｎｔｅｒＳｕｎ
晴天時に太陽の眩しい環境で威力を発揮。景色の色彩を保ちつつ眼に有害な青色光線を除去するコントラストレンズ。反応速度も改善できるスポーツ用レンズ。
ＩＣＲＸ ＳＰＯＲＴＩ ＮＸＴＶ Ｃｏｐｐｅｒ
紫外線の強さで色の濃さが変わるブラウン系の調光コントラストレンズ。
コントラストを高めて早い動きにも視認性を強化する。
ＩＣＲＸ ＳＰＯＲＴＩ ＮＸＴＶ Ｄａｙ Ｎｉｇｈｔ
紫外線の強さで色の濃さが変わる濃度変化幅の広い調光レンズ。
可視透過率７５％～２０％までと濃度変化の幅が広く、アウトドアからナイトドライビングまで幅広く使用可能です
ＰＯＬＡＲＩＺＥＤ 偏光レンズ
光の乱反射を抑え、眼の疲れを和らげる偏光機能を搭載したＮＸＴ素材採用の偏光レンズ。
ＮＸＴ素材を使用した世界初の度付き偏光レンズ。
さらに「偏光」＋「調光」のスペシャル度付きレンズまでラインナップ
ＩＣＲＸ ＰＯＬＡＲ ＮＸＴ Ｂ５８２／１６
眼に優しい自然な色合のブラウンの偏光レンズ。
コントラストを高めながら自然な視界を確保します。
ＩＣＲＸ ＰＯＬＡＲ ＮＸＴ Ｓ３８５／１６
自然な見え方が快適な偏光ダークグレーレンズ
ＩＣＲＸ ＰＯＬＡＲ ＮＸＴＶ Ｓ３９２／３５
自然な見え方が快適なグレー系カラーの世界初のＮＸＴ度付き偏光調光レンズ。
全１１色とシーンに合わせてお選びいただけます
レンズカーブも８カーブ・６カーブ・通常カーブが選択可能
レンズ設計も球面設計か内面非球面設計かも選べます
製作範囲は狭いのですが、「内面非球面設計の８カーブレンズ」も造れちゃいます
加えて累進設計の遠近両用レンズまでラインナップされています。
機能・性能ともに「かゆい所まで手の届く」ほど充実している「ＩＣＲＸ ＮＸＴレンズ」ぜひ宜しくお願い致します。
明日以降はそれぞれのレンズの特徴をご紹介したいと思います
先日から、お話してました「ＩＣＲＸ ＮＸＴレンズ」を今日はご紹介いたします
軍用目的の防弾プロテクター素材として開発されたＮＸＴ素材。光学性能も優れ、次世代のレンズマテリアルとして、非常に注目度の高いレンズです
このＮＸＴレンズ。当店では人気の高いスポーツサングラスの「ｚｅｒｏｒｈ＋（ゼロアールエイチプラス）」や「Ｒａｙ-Ｂａｎ（レイバン）」の一部のモデルなどのサングラス、そしてスポーツをされる学生さん向けの眼鏡レンズとして販売しています。
昨年から「ＩＣＲＸ ＮＸＴ」は取り扱いしておりましたが、なかなか詳しくご紹介ができておりませんでした。 豊富なバリエーションと魅力的な機能を備えたレンズですので、今日から何日かに分けてご紹介したいと思います
具体的にどれだけ優れているかと言いますと、
こちらはＮＸＴ素材の塊にマグナムの銃弾を打ち込んだ常態のサンプル写真です
１ｍの至近距離から厚さ３ｃｍのＮＸＴブロックに発砲しても貫通しない強度を持った素材です
ストレスチェックと言う素材を曲げようと負荷を掛けた状態がどうなるかのテストをすると
スタンダードな眼鏡レンズでは破損。強度の強いポリカーボネートですら痕跡が残るのに対し、ＮＸＴには痕跡すら残らないほど負荷に強い事がわかります
素材として強度が高いのは良いとして、光学性能はどうなのか
薄さは標準より少し薄い程度ですが、光学性能は高いパーフォーマンスを発揮するレンズです
※クリックすると大きめな画像をご覧いただけます
① ＡＮＳＩ規格
② より高い数値の方が光学特性として優れています
③ 歪みが少なく、優れた光学特性を発揮できる製法です
項目の中で「アッベ数②」という項目がありますが、具体的にどう違うかと言いますと、
このような「色収差」という現象が起こりやすいかどうかに差が出てきます。
ただ、この「色収差」は人によって気付きにくい方もいますし、必ず収差が見えるわけではありません・・・
他にも、耐薬品性というテストがあります。
例えば、メガネクリーナーの成分によってはポリカーボネートですと、化学反応を起して破損しやすくなります。
ＮＸＴレンズは、マニキュア落としの中に含まれる「アセトン」や消毒薬として一般的な「アルコール」など、身近な薬品にも耐久性を発揮します。
また、「ＩＣＲＸ ＮＸＴ」では、染色しにくいとされるＮＸＴ素材でも、濃度の濃いサングラスレンズがラインナップされています
一般的なレンズですと、裏表の両方から染色液に浸けて染色するので、キズからカラーやＵＶカットがコートが剥げる事もありますが・・・
素材のおもて面に色を練り込んだ層を造る事で色落ちや剥げる事を防いだ構造になっています
今日はスペック説明ばかりになってしまいましたので、明日は豊富なレンズカラーが魅力のＩＣＲＸのラインナップを色々とご紹介いたします
