鼻盛り
先月、鼻盛りの話題をしましたところ、メールで同様の鼻盛り加工のご依頼を頂きました
今回、O様より加工をお受けしましたのは、こちらのメガネです。
この内、今回はマットフレームが2本でした。
この鼻当ての部分をニッパーで切り取ってしまいます
今回は3本お預かりしましたので、まず2本から加工しました。
まずは切断面をヤスリで整えていきます。荒い目のヤスリで平らにし、徐々にキメの細かいヤスリへと替えて、最後は紙やすりで整えます
専用の溶剤を使用して鼻盛りパーツを接着するのですが、その前に下仕上げに光沢を出します
磨いた後に洗浄して綺麗にふき取ってから鼻盛りパーツを取り付けます。
今回は目との距離が近いようでしたので、通常の鼻盛りパーツではなく、「ピタームR」という針金のアームを取り付けました。
光沢のあるモスグリーンのフレームはそのままで良いのですが、今回はマットブラックとマットブラウンのフレームでしたので、接着面以外をあらかじめ紙やすりで軽く削り、ツヤを消してから加工しました。
マットフレームでの鼻盛りは初体験でしたので、ちょっとドキドキしました
乾燥した頃合を見て、鼻パッドの向きの微調整をします。
加工前のフレームや装着時の状態と見比べて掛け心地を考慮した角度に調整をします。
同様にもう一本のマットブラウンも加工し、仕上げの調整をして完成いたしました
※基本的には紙ヤスリで表面仕上げをしても、出荷状態のような綺麗なつや消し感は出せませんので、これを参考に真似されない様お願い致します。
Hamayaは快適にアイウェアをご使用いただくための加工を積極的にさせて頂きます
掛け具合などでお悩みの事などあれば、お気軽にご相談くださいませ。
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